桐に虫
工房では古い桐箪笥の貼り直しをしております。 桐は軽量で伸縮性、防虫性、耐火性に富んだ衣類を守るには最高の材料です、ただ今は防虫剤や乾燥材などが普及し桐じゃなければならない理由は昔ほどは無いような気もします… 今貼り直しをしている箪笥は100年近くなる三方桐の箪笥、大切に使われてたみたいですが、やはり虫食い、痛みが激しく部分的に張り替えになりました。 なぜ、防虫性に優れた桐に虫が付いているのかと言うと、ここまで古い時代の箪笥は板と板の接着に米ノリを使用してました、その米ノリに虫が付いてしまいます

画像は杉ですが、同じく接合面に虫食いが有りました。 一度解体後接着剤にて貼り直します! 無垢材の家具は修理しながら受け継いで行ける物です、さらに50年100年と使い続けて頂きたいですね!
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